その他加工
ドライラミネーションとは
熱融着できない素材に対しては、「ドライラミネーション」という加工法を用います。これは片側のシートに接着剤を塗布し希釈溶剤等を乾燥させた後、もう一方のシートを加圧し圧着させることで強固にラミネートする方法です。2層のシートをラミネートする目的は多岐にわたりますが、弊社で実施するラミネート品は印刷層の保護的役割が多いようです。
加工工程
FEATURES
ドライラミネーション
の特長
01
広幅シートへの対応(max:1,400mm)
600~1,400mmのシート幅に対応しています。広幅ならではの意匠設計ができ、加工するシートの利用効率の向上によるコストダウン効果も期待できます。
02
高塗布量への対応(50g/㎡ wet)
通常15~50g/㎡ wet前後での加工を行っており、どちらかといえば、高塗布量での加工を得意としております。最大60g/㎡ wetまで対応可能です。
用途に合わせ、お気軽にご相談ください。
03
厚物シートへの対応(ラミ品厚:500ミクロン)
通常、層厚100~200μm前後のシートを加工しておりますが、ラミネート後のシート総厚として500μm程度までは対応可能です。重量等の制約がございますので、詳細についてはご相談ください。
04
コロナ処理対応(オフライン)
コロナ処理ユニットは、ラミネート本機のライン上にオンラインで設置されるケースが一般的ですが、弊社ではオフラインにてコロナ処理が対応可能です。シート表面の濡れ性改善等をご希望の方は、どうぞご依頼ください。
グラビア印刷
凹版印刷と呼ばれる印刷方法の一種です。金属製の版胴に微細な彫刻を施してインクの濃淡を調整することで、繊細な表現ができる印刷方法です。一般的には、写真画像などの印刷に適していると言われています。
加工工程
FEATURES グラビア印刷の特長
01
多様な素材で加工
弊社では基本的にフィルムシート・紙等の素材ごとの適正に合わせ2台の印刷機を使い分けています。印刷実績としてはPVC・PP・チタン紙・ボード紙等があります。
02
広幅シート対応(max:1,600mm)
最大1,600mm幅までのシートに対応しております。弊社が依頼を受けて印刷したシートは、一般的な住宅用建材としてはもちろん、病院や高齢者施設などで使用されている幅広の扉などにも採用されています。
03
各種品質管理設備で
クオリティアップとコストダウン
見当を合わせるカラコン、トップコートの光沢のムラを監視するオンライン光沢計、調色時に使用したインクの成分を分析・記憶して管理できるCCMなどを取り揃え、印刷ミスやインクの無駄を抑制することで、品質を保ちながらコストダウンを目指しております。
04
徹底した検品で
高品質な仕上がり
グラビア印刷は高速で加工するため、目視での検品は困難です。そこで、欠点検出機を用いて印刷物をすべて撮影し、入り込んでしまった異物や、印刷の欠け・擦れといった欠陥を見つけます。欠点部分を漏れなく検出することで、高品質な仕上がりを実現しております。