エンボス加工
エンボス加工とは
材料となるシートを軟化点（ガラス転移点）付近まで加熱し、エンボスロール（金属製の彫刻ロール）という模様を彫刻した型を押し付けて加圧することで、表面に凹凸を賦形します。
意匠性や機能性（耐擦傷性・滑り性・脱気性など）の付与はもとより、最近では質感アップや触感の向上等も期待できる加工です。高付加価値な化粧シート・車両内装用のシートへと加工いたします。
加工工程
FEATURES エンボス加工の特長
01
様々な素材の
シートに柔軟に対応
ショウワでは、数十μm～数百μm程度までの厚みのシートに対応可能です。素材は、PVC、PP、PE、PET、PMMA、ABSなどを主に扱っています。素材によって違う軟化点やその他特性を考慮し、適宜加工条件を調整することで正確に加工いたします。
02
多様な形状のエンボスロールに
的確に対応
ショウワの加工機は、多様なエンボスロールの形状に対応できるよう特別に設計してあります。「印刷柄に合わせてエンボス柄も独自デザインにしたい」という場合など、お手持ちのロールをご用意いただければそれを用いて加工いたします。また、弊社でも自社の彫刻ロールを数種類保有しており、ご希望に合わせてお選びいただくことも可能です。
お気軽にご相談ください。
03
高い品質と再現性
複数の材料の受入れに始まり、各製造工程から検査・出荷に至るまで、独自の品質管理手法にて意匠性・物性等を細かくチェックおよび管理しております。また、必要に応じてお客様からのご要望に応じ追加の管理項目も検討実施いたします。
CASE 使用例
扉
家具
車両内装材
